ＫＢＳ第２で７日スタートの新ドラマ「強力班」の制作発表会が２日にソウル市内で行われ、主要キャストが勢ぞろいした。凶悪犯罪担当班の刑事たちの姿を描く刑事ドラマだ。

主演のソン・イルグクは、純粋ながら犯人逮捕のためには火の中水の中という熱血刑事、パク・セヒョクを演じる。主に男性美あふれる役を演じてきたソン・イルグクだが、今回はこれまでとは違うところが多く、「正義感に燃える熱血刑事だが、楽しいところも多いキャラクター」だと紹介した。生まれて初めてのアドリブにも挑戦したという。

ドラマでは、本当に現実にありそうな出来事、進級のために気をもんだりする刑事たちの姿などもリアルに描いていくといい、米国の刑事ドラマに出てくるような科学的捜査ではなく、韓国の現実に合った、刑事の機知で事件を解決していく姿を見せていくとアピールした。

また、役作りのためソウル・江南警察署の刑事たちと当直したと紹介。撮影の現場でも、リアルに演じるために分からないことがあれば、親しくなった刑事たちに電話して尋ねるなどしているという。刑事は痛切な使命感、家族の犠牲なくして務められる職業ではないと話し、本物の刑事たちに迷惑にならないよう、良い芝居を見せたいと意欲を示した。

相手役を務めるソン・ジヒョは、４年ぶりのドラマ出演。ソン・イルグクとは「朱蒙」で共演しており、４年ぶりの再会となった。ソン・イルグクは、スターになっても４年前と変わらず誠実で、せりふ一つでも深く悩み、自分にもいろいろ尋ねてくると紹介した。

一方、ソン・ジヒョは、このドラマに出演するため、ＳＢＳの芸能情報番組のＭＣを降板。「本業は役者なので、芝居にオールインしたい」と、熱意を見せた。演じるチョ・ミンジュは、インターネットメディアの見習い記者から、事件専門記者へと成長していく。とても演じてみたい役柄で、ソン・イルグクをはじめとする先輩たちとの共演に引かれ、出演を決めたと話した。

ソン・イルグクに対しては、以前の共演があり信頼できると話し「時間が経っても変わらない、人間的で温かい人」だと賞賛した。

聯合ニュース

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