18日、韓国警察庁の趙顕五長官はソウルの外国人記者クラブでの講演で、11月に行われる20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の警備において、国防省などと協力し徹底したテロ対策行うとした。
趙長官は、G20会合開催中に反対派による抗議運動が予想されるほか、北朝鮮の脅威もあると述べた。さらに、1987年の大韓航空爆破事件などの爆弾テロ事件などを挙げ、北朝鮮を「常に警戒すべき対象」とした。
また、期間中は地下鉄やデパートなどに多くの警察官を配置するほか、海外の情報機関とも協力してテロ対策を強め、サイバー攻撃などにも対処する態勢をとっていくと強調した。