[kjtimes=キム・ボムネ記者] 米国の連邦裁判所大陪審がコーロン・インザストリー(以下、コーロン)について、先端の繊維製品に関連した営業秘密侵害罪を適用し、正式起訴したと18日(現地時間)明らかになった。
この日公開された起訴状によると、コーロンと5人の役員は、営業秘密の侵害など6つの容疑が適用され、バージニア州リッチモンドの連邦裁判所に起訴された。
コーロンが侵害された営業秘密は、主に防弾服に使用されるデュポンの"ケブラー(Kevlar)"繊維に関するものであり大陪審はコーロンが2億2600万ドルの不当利得を得たと判断した。
大陪審が認めた容疑は、多国籍企業であるデュポン社の営業秘密のみ1件と営業秘密窃盗4件、調査妨害1件などだ。
この日公開された起訴状は、去る8月21日提出された。これと関連し、刑事裁判審理は来る12月11日に開かれる予定だ。
1973年"ケブラー"という名前でスーパー繊維、アラミドの実用化に成功したデュポン社は、後発走者であるコーロンが2005年の "ヘラクローネ"というアラミド繊維を披露2009年関連技術を引き出した、訴訟を提起した。
これに米国の裁判所は昨年11月、コーロンの9億1990万ドルの賠償を命じたしコーロンは直ちに控訴した。