大韓LPG協会によると、韓国が昨年消費した自動車用の液化石油(LP)ガスは425万6,000トンで、世界で最も多かった。聯合ニュースなどが伝えた。
世界全体の消費量は2,372万4,000トンで、そのうち17.9%を韓国が占めた。韓国は前年も446万7,000トンと、世界最大の消費国だった。
韓国に次いで、トルコ(264万2,000トン)、ロシア(200万トン)、ポーランド(161万トン)、イタリア(126万8,000トン)、日本(112万8,000トン)の順となった。
韓国のLPガス車の登録台数は244万5,112台だが、1台当たりの消費量も1.7トンと最も多かった。一方、登録台数で最多のトルコ(333万5,000台)は1台0.7トン、ポーランド(247万7000台)は0.6トンにとどまった。
韓国は2000年代から政府レベルで、ガソリンと軽油に代わる環境配慮型燃料としてLPガスの使用を奨励してきた。LPガス車は特に、タクシーやレンタカーなど走行距離が長い営業用車両が占める割合が高い。
NNA 12月13日(木)8時30分配信