【ソウル時事】韓国夕刊紙・文化日報は23日、情報関係者の話として、北朝鮮が11月初め、長距離弾道ミサイルの部品とみられる貨物を、平壌市の兵器工場から西部・東倉里基地に運んだと報じた。韓国政府は12月19日投開票の大統領選前に、北朝鮮が発射に踏み切る可能性もあるとみて警戒を強めている。
北朝鮮は4月、東倉里基地で長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射に失敗した。同関係者は発射が強行される場合、同じ型の可能性が高いとの見方を示した。発射準備の兆候は韓国の情報衛星がつかみ、米側と分析を続けていたという。
時事通信 11月23日(金)14時53分配信