【ソウル時事】北朝鮮のエリート層出身で、4月の韓国総選挙で脱北者初の国会議員になった与党セヌリ党の趙明哲氏は23日、記者会見し、北朝鮮が最近、12月の韓国大統領選で北朝鮮に有利な候補を当選させるため、選挙介入チームをつくったと明らかにした。情報機関である国家安全保衛部の約400人を中国・瀋陽に派遣し、工作活動を行っているという。
また、約10人の女性工作員が8月末から9月初めにかけ、中国の朝鮮族を装って秘密裏に韓国を訪れたとの情報もあるとしている。
時事通信 11月23日(金)14時43分配信