
(毎日新聞)7日深夜に起きた最大震度6強を観測した東日本大震災の余震(マグニチュード7.4)で、東北地方の原発関連施設は、一部で停電のため外部電源が遮断されるなどの影響が出たが、非常用電源などで対応した。先月から運転停止中の東北電力女川原発では、微量の放射性物質を含む使用済み核燃料プールの水が建屋内にこぼれたが、環境への影響はなかった。東京電力福島第1原発では、外部電源は確保され施設への影響がないとして、復旧作業を続けた。
東北電力によると、女川原発では、計器の誤作動で1~3号機の使用済み核燃料プールの冷却システムが一時停止したが、約1時間後に復旧し、異常な温度上昇はなかった。1号機で2.3リットル、2号機3.8リットル、3号機1.8リットルの微量の放射性物質を含む水が揺れで建屋内にこぼれた。また、外部電源3系統中2系統が遮断され、1系統で対応している。
東北電力東通原発(運転停止中)は外部電源が遮断した直後に非常用ディーゼル発電機が作動したが、8日未明に外部電源が復旧。原子炉や燃料プールへの影響はなかった。
日本原燃六ケ所再処理工場(使用前検査中)でも外部電源が一時遮断され非常用発電機で対応。北海道電力泊原発は東北地方への電力供給ができなくなり、発電量を抑えるため一時1、2号機の出力を90%にして運転した。
一方、東電は8日午前、福島第1、2原発と柏崎刈羽原発では新たな損傷や、電源のトラブルはなかったと発表した。1号機の原子炉格納容器への窒素ガス注入は順調に行われている。
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지난 7일 저녁 일본 미야기현에서 발생한 규모 7.4의 지진으로 도호쿠전력의 원자력발전소에서 물이 새어나온 것으로 밝혀졌다.
일본 경제산업성 원자력안전보안원에 의하면 오나가와 원전 내 8곳에서 물이 범람했거나 누출됐으며, 누출된 물의 양은 1곳 당 최대 3.8리터에 달한다. 물에 포함된 방사성 물질이 가장 많았던 곳은 1호기 원자로 건물의 연료 수조 옆으로 지면에서 5410베크렐이 측정됐다.
또한, 오나가와 원전은 지진 영향으로 한 계통만 남기고 외부 전원이 모두 차단되었다.
도호쿠전력은 "원전 건물 내부의 방사능 수치가 소폭 오르긴 했지만 원전 외곽의 방사능 수치에는 변화가 없었다"면서 "물이 새는 곳을 찾고 있다"고 설명했다.
kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com