18日、朝鮮日報によると、北朝鮮国内において外国製成人向けDVD、とりわけ日本のアダルトDVDが急速に流通しているという。
米メディアにコメントした北朝鮮内部関係者によると、「北朝鮮当局は自国製DVDしか再生できないプレイヤーを大量に生産し、外国産プレイヤーの基盤を国産品に取り替えるなどの対策を実施しているが、市場で外国製成人向けDVDを買い求める人の数は増える一方だ」と話した。
北朝鮮国内において最近、市場で最もよく売れているのが成人向けDVDだ。大部分が日本製で、未成年を中心に急速に広まっており、大きな社会問題となっている。平壌北道在住のある関係者は、「市場では密輸されたDVDプレイヤーを簡単に買うことができため、自宅にDVDライターさえあれば、いくらでもコピーできてしまうため、外国製成人向けDVDが急速に広まっている。DVDプレイヤーを所有している家庭には、成人向けDVDの1、2枚は必ずある」とコメントした。
報道によれば、北朝鮮には成人映画の年齢制限などがなく、性教育も他国に比べ遅れていることから、多くの保護者は成人向け商品の弊害を不安視しているという。