尖閣諸島沖で9月、海上保安庁巡視船に衝突して、日本で 逮捕され、処分保留のまま釈放されて中国に帰国した漁船の船長が21日、仕事に精励し奉仕したことを理由に、居住地の福建省泉州市から「道徳模範」として表彰されたと、地元のメディアが報じた。 この船長は9月25日に帰国し、27日に自宅に戻ったのち、「自分で漁船を購入し、また 釣魚島海域へ漁に行きたい」と語ったと報じられたが、公の場には姿を現してはいなかった。
香港のメディアによると、テレビ局で行われた表彰式の際、同船長は表彰後、取材を拒否し、観客席に戻っていったという。