高機能携帯電話iPhoneで サイトにアクセスしたら、他人の会員ページに入り、個人情報を
“盗み見”できてしまった――。
iPhone利用者の間でそんなトラブルが起きている。
本来、携帯サイトの閲覧はできないiPhoneに、携帯電話の
識別番号(携帯ID)を付与して一般の携帯電話に「なりすまし」て、
サイト閲覧を可能にするソフトが存在するためだ。
会員の情報が漏れていた宅配大手「ヤマト運輸」では、
サービスの一部を停止し、被害状況の調査している。
トラブルがとなったのは、ヤマト運輸の「クロネコヤマトモバイルサイト」。
サイト上で集荷や再配達の依頼をできるサービスで、9月末現在、
パソコンでの利用者を含め約560万人が登録しているが、
氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの登録情報を他人が
閲覧できるケースが確認された。