インドネシア・ジャワ島東部マランで、死んだ主人の体に他人を近づけさせないよう
吠え続けた犬2匹が警官に射殺された。
25日、地元メディアはインドネシアの“忠犬ハチ公”と報道、動物愛護団体や読者からは
犬を射殺した警官に批判の声が上がっている。
地元メディアによると、地元警察は21日、自宅寝室で約1週間前に病死した
とみられるジョナサン・サミアジさん(40)の元を訪れたが、飼い犬2匹が
吠え続けたため近寄れず、追い払おうと催涙弾を使用したものの失敗。
狂犬病の恐れもあると判断して射殺したという。
サミアジさんは1人暮らしで、ぜんそくの持病があった。
地元警察署長は批判に対し「危険な状況の中、他に選択がなかった」と説明
した。