韓国の家電メーカーLGの3つの製品がアジアを代表するブランドに関する調査で1位を獲得。
「アジアパシフィックトップ1000ブランド」の家電部門でLG電子の冷蔵庫、洗濯機、エアコンの3製品が一位に登場。同調査は、リサーチ会社TNSとメディア、マーケティングなどを扱うアジアの専門誌『メディア』が行ったもの。
毎年日、中、韓、豪などアジアの主要10カ国の顧客を対象にアジアを代表するトップブランドを選定。LG電子の冷蔵庫と洗濯機は3年連続1位で、2位はサムスン電子、パナソニックは3位となった。
一方、エアコンは2年連続1位。同メディアは「アジアの先頭走者だった日本の企業を押し出した」と報道。ダイキンやパナソニック、日立など日本企業が2位から4位を記録。特に、家庭用エアコン市場のシェア1位となったことは大きい意味をもつと伝えた。
この結果、韓国メディアはLG電子の現地のニーズに合った製品開発とマーケティング戦略が効果をあげたと分析。LG電子アジア地域のナム・ヨンウ本部長は「LGブランドはすでにアジア市場のプレミアムブランドとして定着した」との見解。