今年、米国自動車市場で好調を続けている現代・起亜自動車が、乗用車部門で一層頭角を現している。
関連業界によると、現代・起亜自動車は7月に米国で7万2440台の乗用車を販売し、トラック、レジャー用車両(RV)を除く乗用車市場でシェア14.6%を獲得した。シェアは6月より0.2ポイント上昇し、月間ベースで過去最高となった。
1月から7月までの累計シェアも13.0%と、トヨタ自動車(13.9%)を追い上げている。
販売車種を見ると、現代自動車の米国での乗用車販売の3分の1以上を占める「ソナタ」が7月に2万台以上販売され、シェア拡大をけん引した。「アバンテ」「ジェネシス」「エクウス」なども販売好調を続けている。起亜自動車も、「フォルテ」「K5」「ソウル」などが人気を博している。
現代・起亜自関係者は「ブランド知名度の向上と併せ、乗用車の品質競争力が認められ、米国市場でも善戦している」とし、さらなるシェア拡大に期待を示した。