訪米中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は21日(現地時間)、国連加盟193カ国の代表らによる第66回国連総会の一般討論演説で、「北朝鮮が共生・共栄の道を選ぶなら韓国は国際社会と共に喜んで支援する」と強調した。
また、北朝鮮が国際社会の責任ある一員として世界と共に平和と繁栄を築くことを期待するとし、北東アジアと世界平和に寄与する希望の地域になることを願うと述べた。特に、21世紀は安保も、経済もお互いに協力して共同繁栄を追求する世界だと指摘し、北朝鮮も時代の流れに合流すべきだと訴えた。
そのほか、来年3月にソウルで開催される第2回核安全保障サミットで国際協力体制を構築できるようベストを尽くしているとアピールし、中東・北アフリカの民主化運動に言及し、国際社会の支援が必要だとの考えを示した。