銀聯とクレジットカード電算ネットワークを共有するBCカードが19日に明らかにしたところによると、9月ベースで全国の同カード加盟店は7万6869店舗に達した。前年同月に比べ338%の大幅増となっている。
地域別ではソウル市が2万6018店舗で最も多く、とりわけ明洞や東大門、ロッテ・新世界など大手デパート本店がある中区では8144店舗が導入していた。
銀聯カード加盟店の大幅増加は、急増した中国人観光客を獲得しようと大型スーパーやディスカウントショップなどが新規導入を進めているためだと、BCカード関係者は説明している。
銀聯カードは中国の市中銀行が共同で設立した単一デビットカード。クレジットカード大手のビザ、マスターと提携しておらず、銀聯加盟店でなければ利用できない。BCカードは年内に加盟店を10万店舗に拡大する計画だ。
一方、銀聯は12月末に韓国を訪問する中国人観光客向けの韓国旅行カードも発給する予定だ。
聯合ニュース