[kjtimes=キム・ボムネ記者] サムスンは7日、新未来戦略室長にチェ・ジソン サムスン電子副会長を選任したと発表した。
チェ副会長は8日、新しい役職にサムスン電子本社に初出勤をした。彼は感想を尋ねる記者らに"よろしくお願いする"と短く答えた。
チェ副会長は、迅速な意思決定力と攻撃的な経営にTVや携帯電話事業を、世界1位に牽引するなど、サムスンの看板最高経営責任者(CEO)に選ばれている。
1977年サムスン物産に入社した後、サムスングループ会長秘書室の戦略1チーム長、サムスン電子映像ディスプレー事業部長(副社長)、サムスン電子代表取締役社長などを経た。
サムスンのある関係者は"チェ副会長は、"大恐慌 "に匹敵するほど危機感が増幅されているヨーロッパ発のグローバル経済危機と日々激しくなる企業間競争など、グローバルな経営環境の変化によく対応していく最適な手"と "グローバル経営感覚を備えた "実践型CEO"の崔志成副会長を前面に出して革新的な変化を模索することになるだろう "と述べた。
サムスン電子は、早いうちに理事会を招集し、DS(Device Solutions)部門長グォン・オヒョン副会長をチェ副会長の後任代表取締役に選任する予定である。
サムスン電子は昨年7月からグォン・オヒョン副会長が務めている部品事業部門とセット部門に分離運営されている。セット事業部門も、昨年12月からユン・ブグン社長(CE担当)がTVと家電事業を、シン・ジョンギュン社長(IM担当)は、携帯電話やIT事業をそれぞれ担当している。
サムスン側はチェ・ジソン副会長の未来戦略室長に任命によるサムスン電子の事業及び組織運営上の変化はないだろうと説明した。
一方、2010年11月就任し、中長期事業戦略と新種事業など大型の懸案を用意してきたキム・スンテック室長は一線から退いた後、健康の世話をする予定だ。
サムスンは、"最近、イ会長が欧州を訪問した後、強度の高い変化と革新を購入したが、キム室長は、健康上の負担などで辞意を表明した"と説明した。