中国英字紙チャイナ・デーリーは19日、中国商務省筋の話として、同国が来年のレアアース(希土類)の輸出枠を最大で30%削減すると報じた。
同紙によると、現在のペースで生産を続ければ、15~20年で(一部の)レアアースは枯渇する可能性があると高官の話しを引用し伝えた。また、資源保護の観点から輸出枠の削減を進める考えを示している。削減は来年前半まで続けるとしている。
来年上半期も引き続き輸出枠が削減されるとの見方を示した。同省の統計では、今年下半期の輸出枠は7976トンで、すでに72%削減されているという。