関税庁がこのほど発表した9月の輸出入動向(確定値)によると、輸出は前年同月比18.8%増の468億3,000万米ドル(約3兆5,700億円)、輸入は29.3%増の452億7,000万米ドルだった。貿易収支は15億6,000万米ドルと、20カ月連続の黒字となった。 輸出を品目別に見ると、船舶(33.9%減)が減少に転じたが、石油製品(54.9%増)をはじめ、乗用車(38.6%増)や鉄鋼製品(37.9%増)、自動車部品(35.5%増)などの主力品目が好調を維持している。また、半導体(3.8%減)と液晶デバイス(5.3%減)は減少が続いているものの、マイナス幅は小幅鈍化した。 輸出先別では、最大相手国の中国(20.3%増)や日本(46.7%増)、東南アジア(30.3%増)向けで増勢が続く。自由貿易協定(FTA)発効直後に減少した欧州連合(EU)向け(10.0%増)も2カ月連続プラスとなった。米国(15.6%増)向けは乗用車や自動車部品、鉄鋼、家電が好調で、前月より増加幅が拡大した。 輸入は原油や石炭、ガスなどを中心に原材料が43.2%、消費財が31.5%、資本財が4.5%、それぞれ増加した。박명기 기자
朴賛浩(パク・チャンホ、38)が24日、日本プロ野球オリックスから放出された。オリックスは球団ホームページで「朴賛浩をはじめとする外国人3選手に戦力外通告をした」と発表した。これを受け、朴賛浩は日本または米国のどの球団とも契約できる立場になった。しかし現在のところ日本の他の球団への移籍や米国復帰も難しい。韓国の球団に入団するには野球規約に基づき、新人ドラフトを受けなければならない。 1994年にLAドジャースの選手としてメジャーデビューした朴賛浩は、昨年までの17シーズン、通算124勝98敗、防御率4.36、1715奪三振をマークした。124勝はアジア出身メジャーリーガーでは最多記録。 2010年をニューヨーク・ヤンキースとピッツバーグ・パイレーツで過ごした朴賛浩は同年12月、フリーエージェント(FA)身分でオリックスと総額220万ドルで1年契約した。 朴賛浩は日本デビュー戦だった4月16日の楽天戦で敗戦投手になったが、6回2/3を6安打33失点と好投した。4月22日の西武戦では7回を3安打無失点で初勝利をつかみ、4月29日の楽天戦でも8回を9安打3失点と3試合連続でクォリティースタート(先発6イニング以上3自責点以下)をマークした。 しかし5月に入って4試合で3敗を喫し、5月30日に2軍降格となった。2軍で朴賛浩はメジャーリーガーらしい誠実な練習態度で好評を受けた。6月30日に1
女優の桜庭ななみさんが17日に19歳の誕生日を迎え、23日にスタートする新ドラマ「僕とスターの99日」(フジテレビ系)の収録現場で、共演者で韓国の男性ダンス・ボーカルグループ「2PM」のテギョンさんから花束で祝福を受けた。花束を受け取った桜庭さんは「お祝いしていただけて、本当にうれしいです。撮影はまだまだ続きますが、最後まで頑張ります!」と笑顔を見せていた。 ドラマは、毎週日曜午後9時の「ドラマチック・サンデー」枠の第5弾。西島秀俊さんと韓国女優のキム・テヒさんがダブル主演するラブコメディーで、キムさんは今回、日本の連続ドラマに初出演で主演の座を射止めた。キムさん演じる韓国を代表する女優ハン・ユナと、その専属ボディーガードとなった西島さん演じる地味な独身男性・並木航平が織りなす恋模様を描く。桜庭さんは航平のめい・桃役を演じ、テギョンさんはハン・ユナと何らかの関係を持つ謎の男テソン役を演じる。 この日は朝から桜庭さんとテギョンさんの2人のシーンを収録。ダンサーを目指す桃がひょんなことから出会ったテソンにダンスを見せてと頼まれる。桃が踊るとテソンは、桃にダンスのアドバイスをし、自分も踊ってみせるという場面を撮影した。桜庭さんは収録で元気で可愛らしいダンスで、テギョンさんはキレのある踊りを見せていたという。収録シーンは第3話で放送予定。 収録終了後、「今日は桜庭ななみさんの誕生日です
野村マイクロ・サイエンス(神奈川県厚木市)はこのほど、京畿道城南市に同社100%出資の新会社を設立することを発表した。 新会社名は「NAD」で、資本金は5億ウォン(約3,500万円)。主に、超純水製造装置および排水回収装置に関わるシステム開発や、同装備や周辺分野における新商品の開発、企画立案、評価、販売などを行っていく計画だ。今年11月上旬の設立をめどに、現地コンサルティング会社と調整を進めているという。同社が海外に研究開発拠点を設立するのは、今回が初めてという。 同社は、海外での売り上げが66%超という状況を踏まえて、海外の顧客により近い場所で研究開発体制を構築し、顧客から求められる研究課題の解決を図っていく。また、技術力の向上だけでなくコストダウンが重要との立場から、重要顧客の所在する韓国に新会社を設立することで、受注継続や事業拡大を進めていく方針だ。 同社担当社は、NNAの取材に対して、「具体的な内容はまだ決まっていない」と話した。
東方神起のチャンミン、SUPER JUNIORのシウォンらが出演している韓国ドラマ「ATHENA -アテナ-」のDVDが12月より発売されるのを記念して、DVD予告編が解禁された。同作は日本で2010年に放送されて人気を博した「IRIS -アイリス-」のスタッフが参加しているもので、世界観も同作から引き継がれている。 韓国の諜報機関<国家情報院NIS>内にある国家安全局NSSを舞台にしたドラマ「IRIS -アイリス-」から一転、本作は同じ<国家情報院NIS>にあるテロ対策セクションNTSを舞台にしたスパイアクション。「IRIS -アイリス-」スタッフが再集結しているのはもちろん、200億ウォン(約14億円)という製作費が注ぎ込まれた本作では日本・イタリア・ニュージーランド・ハワイなどでの海外ロケを実施。スケールの大きい諜報戦が展開されている。(1ウォン0.07円計算) そして、注目すべきはその豪華な出演陣。主演を務めるのは、本作が15年ぶりのテレビドラマ出演となる『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン。共演にチャ・スンウォン、スエ、イ・ジア、キム・ミンジョンなどの実力派が並ぶ一方で、東方神起のチャンミン、SUPER JUNIORのシウォンといったK-POPアーティストが出演しているのも見逃せない。また、本人役でBoAがドラマ初出演を果たしたり、イ・ビョンホン、キム・テヒ、チョン・
世界IT業界の視線が19日、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)社長に集まった。サムスン電子と米アップルが世界IT市場の主導権をめぐり、各国で訴訟を行っている真っただ中、李社長がアップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏の追悼式に出席し、同社の最高経営責任者(CEO)ティム・クック氏と会ったためだ。両社は激しさを増しているスマートフォン(多機能携帯電話)の特許訴訟で、和解か決裂かの分かれ道に立たされていた。 李社長は部品の供給ではアップルと良好な関係を維持し、完成品の販売では公正に競争したいとの考えを伝えた。李社長は追悼式に出国する前も、「サムスンとアップルはパートナーになるべきで、市場ではフェアで激しく競争しなければならない」と述べている。サムスン電子の最高執行責任者(
李明博(イ・ミョンバク)大統領は19日、来韓中の野田佳彦首相と青瓦台(大統領府)で韓日首脳会談を行った。両首脳は両国の通貨交換(スワップ)や自由貿易協定交渉の早期再開について議論した。韓国ウォンと円の通貨交換(スワップ)については、スワップの契約規模を拡大することで一致したもようだ。両国は世界金融危機が起こった2008年の12月にスワップの規模を200億ドル(1兆5330億円)に拡大したが、昨年4月に拡大が満期を迎えたことで、残額は30億ドルとなっている。 また日本側の意欲が高い韓日自由貿易協定(FTA)=日本側名称:日韓経済連携協定(EPA)=については、2004年に中断した両国間交渉の早期再開を目指し、実務協力を強化することで合意した。首脳会談前に握手する李大統領(右)
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の孫、キム・ハンソルさんが入学を希望したことで話題となった香港の「ユナイテッド・ワールド・カレッジ」が北朝鮮の中学生を教育するプランを推進していると、米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が14日に伝えた。平壌の中学2校の生徒にユナイテッド・ワールド・カレッジで勉強する機会を与えるというもので、関係者が北朝鮮の中学校に意向書を提出したという。書類を準備しているため、具体的な事項は明らかにできないとしている。ユナイテッド・ワールド・カレッジは2005年以降、7年連続で北朝鮮を訪問する体験プロブラムを実施しており、これまで100人ほどの生徒が参加した。北朝鮮生徒の英語実力は会話ができるほどレベルが高いという。キム・ハンソルさんは同校への入学を希望したが
8月に京畿道高陽市と姉妹都市協定を結んだ函館市の工藤寿樹市長ら訪問団が8~11日まで韓国を訪問した。 一行は10日に高陽市役所を訪問し、崔星(チェ・ソン)市長と会談し、観光や教育、文化など多様な分野での両市の交流拡大について意見を交換した。 また、9日には高陽市・一山の韓国国際展示場(KINTEX)で1日から16日まで開催されている国際特産品フェスティバルを視察した。同フェスには函館の4社が水産加工品や菓子を出展している。 函館市の訪問団は工藤市長をはじめ、函館市議会議長、商工会議所会頭ら48人と大規模だった。 Kjtimesニュースチーム/kjtimes.com
フォーミュラワン(F1)韓国グランプリ(GP)が14日、全羅南道・霊岩のコリア・インターナショナル・サーキットで始まった。参戦ドライバー24人中、アジア人は小林可夢偉(ザウバー)ただ1人だ。 25歳の小林は2007年にトヨタのテストドライバーとして初めてF1に参戦、2009年に日本GPでデビューした。昨シーズンはザウバーに移籍し、初めてフルタイムドライバーとなり活躍した。ドライバーズポイントを32ポイント獲得し12位となり、今シーズンもすでに27ポイント獲得し12位につけている。 兵庫県尼崎市出身で9歳からカートを始め、主要大会で入賞した。フォーミュラ・トヨタ、フォーミュラ・ルノーなどで活躍したのちF1に参戦。日本人F1ドライバーの歴代最高のポイントを獲得した。 小林は韓国到着後のインタビューで、「韓国にまた来ることができてうれしい。友人もいて、落ち着ける」と話した。好きな韓国料理にはビビンバをあげた。 昨年の韓国GPで8位入賞を果たした小林は、「2010年韓国GPは雨がたくさん降り、非常にきつかった。今年の大会のポイントはタイヤ管理になるだろう」と予測した。 過去の日本人F1ドライバー20人のうち最高成績は、1990年日本GPの鈴木亜久里、2004年アメリカGPの佐藤琢磨の3位。小林の最高成績は今年のモナコGPでの5位。 欧米出身のドライバーに比べパワーが足りないとの
韓国歌手Rain(ピ)(本名:チョン・ジフン)が、6軍団5師団鍵部隊に配属された。 14日午前8時30分ごろ、京畿道議政府(ウィジョンブ)市龍現洞306補充隊の講堂で11日に入所した1900名の部隊の分類が実施された。 部隊分類は、入所者代表4名と保護者代表4名など8名がそれぞれ1桁の数を任意で入力すると服務部隊が無作為に決定される。 講堂にはこの日、大型スクリーンと新兵の公開電算分類プログラムを実行するコンピュータが用意され、部隊分類を控えた将兵1900名の1番前列には戦闘服を着たRainがベレー帽を被り、堂々とした姿で座っていた。 Rainはこの日、壮丁(兵役に就く成年男子)代表に志願し、4番目に数字を選択した。 Rainが同期らに挙手の敬礼をした後、「壮丁代表チョン・ジフンです。乱数7番です」と叫ぶと、仲間の壮丁の歓声があふれた。 続けて保護者代表らが順番に入力し8桁の乱数は91779837の組み合わせとなった。Rainが部隊分類プログラムの最終的な実行をするため前に出て行くと、すべての壮丁らの視線は大型スクリーンとRainに集まっていた。 Rainは、5師団新兵教育隊にて来る17日から8週間の基礎訓練を受けた後、師団の配下部隊で無作為にコンピュータ分類され、最終的な服務地で軍生活を開始する。 一方、11日に入隊したRainは21か月間の軍服務を終える2013
韓国ドラマ「嫉妬」とその主人公である女優故チェ・ジンシルが、1990年代最高のドラマと俳優1位に輝いた。 女性ポータルサイトezdayは、ネットユーザー1314名を対象に「1990年代思い出のドラマ」をテーマで質問した結果「最も記憶に残るドラマ」でチェ・ジンシル、チェ・スジョン主演の1992年作品「嫉妬」が回答者の20%から支持され、1位を獲得したと12日、明らかにした。 また、チェ・ジンシル&アン・ジェウク主演の1997年作品「星に願いを」が、回答者の19%の支持を得て、わずかの差で2位、チャン・ドンゴン&シム・ウナ主演の「最後の勝負」(1994)とチャ・インピョ&シン・エラ主演の「愛を君の胸の中に」(1994)が3、4位に続いた。 「1990年代最高の女優」では、回答者の34%の支持を得てチェ・ジンシルが圧倒的な差で1位に輝いた。また、キム・ヒソンとシム・ウナ、シン・エラ、イ・スンヨン、チョン・ドヨンがその後に続いた。 「1990年代最高の俳優」では、回答者の21%が支持したチャン・ドンゴンが1位に輝き、アン・ジェウクとチェ・スジョン、チャ・インピョが2~4位となった。 今回のアンケートは、9月29日から10月4日まで7日間行われ、回答者の性別比率は女性76%、男性24%だった。 Kjtimesニュースチーム/kjtimes.com
最近は、パソコンに歌詞とメロディーを入力するだけで音声を合成できるソフトを使って音楽を作るのが一部の音楽ファンの間で人気があるが、今度はK-POP版ヴァーチャル・アイドル・キャラクターが登場するという。 キャラクター名は「K-GINI」といい、歌って踊れる、モデルのような八頭身。まずは第一弾として「少女時代」や「KARA」らの大ヒットK-POP曲をカバーした8曲入りシングル「Genie」を11月16日にリリースする。しかも、歌うだけでなく、踊れるK-POPキャラクターであるため、K-POPダンスの振り付けまでマスターしたDVDも付いてくるとのことだ。 韓国人歌手が日本語詞を歌ったときの特有の発音の雰囲気、響きさえも忠実に再現し、愛くるしい発音のK-POPボーカル・スタイルを極めたと言えるだろう。そして、ただのカバーではなく、日本でも大ヒットしたK-POP曲を多数プロデュースした、超大物韓国人音楽プロデューサーが本作のカバーとアレンジを担当している。今までのK-POPシーンを振り返る意味でも、要注目の作品だ。 Kjtimesニュースチーム/kjtimes.com
韓国女優ファン・ジョンウムと俳優ノ・ミヌの所属事務所は14日、報道資料を通じて「ドラマ『フルハウス2』の制作陣と意見の食い違いが大きく、ファン・ジョンウム、ノ・ミヌの「フルハウス2」出演決定を暫定的に保留することにした」と明かした。 事務所側は「『フルハウス2』のキャストコンセプトと2人のイメージが合わないため」とし、「現在、制作会社とこの問題を協議中」と説明した。 「フルハウス2」は、ウォン・スヨン作家の同名漫画を原作としたドラマで、貧しいが明るく勇ましく生きる記者志望生とトップスターの偽装婚約騒動を描く。 ファン・ジョンウムとノ・ミヌは、それぞれ記者志望生チャン・マンオク、トップスターのイ・テイク役にキャスティングされていた。 韓国女優ファン・ジョンウムと俳優ノ・ミヌの所属事務所は14日、報道資料を通じて「ドラマ『フルハウス2』の制作陣と意見の食い違いが大きく、ファン・ジョンウム、ノ・ミヌの「フルハウス2」出演決定を暫定的に保留することにした」と明かした。 Kjtimesニュースチーム/kjtimes.com
北朝鮮がここに来て、開発を積極的に推進している中ロ国境に近い羅先経済特区をめぐり、中国とロシアの「投資合戦」が本格化してきた。北朝鮮は13日、補修工事が完了した羅先市羅津港~ロシア極東沿海地方のハサン駅間の鉄道(全長約55キロメートル)で貨物列車の試運転を行った。羅先市の豆満江駅で記念式典を開き、ロ朝両国の高位鉄道関係者らが出席した。一方、中国は来月、羅津港と中国吉林省・延辺の朝鮮族自治州にある琿春市を結ぶ道路(全長53キロメートル)の補修工事を終える。道路や鉄道、電力設備、港湾などのインフラ整備が終われば、同経済特区の開発は本軌道に乗る。中ロ両国が同特区のインフラ整備に対し、競い合うように投資しているのは、北朝鮮が開発に本腰を入れ始めた同特区進出で主導権を握ろうとの思惑があるよう