25日、韓国教員団体総連合会(教総)、韓国青少年連盟、ウリ歴史教育研究会、独島学会はソウル・黒石小学校で「独島の日」宣布式を行った。 宣布式には、韓国青少年連盟総裁の黄祐呂ハンナラ党議員、李成熙ソウル市副教育監ら約200名が出席した。教総など参加団体は宣布趣旨文で、日本は新学習指導要領解説書に独島領有権を明記するなど、生徒らが幼いときから独島を日本の領土として認識させているとし、「我々も後世が確実な領土主権意識を持てるよう、『独島の日』を宣布し、歴史教育を強化する」と述べた。 宣布式の前には、独島をテーマにした歌や写真、映像などを用いたユニークな授業が黒石小学校のほか、全国3か所の小中高校で行われ、現場には日本のメディアも取材に訪れ、関心を示した。
22日、韓国農林水産食品省は、白菜の卸売価格が下落したことを明らかにした。国内出荷量が回復したことや中国からの輸入が増加したことが原因だという。中国から輸入された白菜のほとんどは売れ残ったり、輸入価格以下で取引されている状態で、韓国メディアはわずか半月の間に中国産白菜が「悩みの種」に転落したと報じた。 中国産白菜が、供給過多となるケースは大手スーパーでも起きた。流通業界によると、韓国最大手のスーパー、イーマートは15日から国内産白菜を1株1900ウォン(約137円)で予約販売した。初日は5万株を完売したが日ごとに売れ行きは低下、19日には販売量の半数となる2万5000株に留まった。 中国産白菜の売れ行きも低調だ。入荷した1万株のうち9日から10日にかけて7500株が売れたものの、16日に追加注文した1万株のうち3000株しか売れず、残りは廃棄処分の予定だという。 イーマートの関係者は「白菜の価格高騰で安い中国産白菜に人気が集まったが、現在は国内産の白菜も大きく値を下げたことから、中国産の白菜を買い求める人は少なくなった」と述べた。
俳優のソ・ジソブが日本を訪れ、主演ドラマ「ロードナンバーワン」を紹介し、作品に対する格別な思いを語った。 ソ・ジソブは24日、衛星放送WOWOW主催の「WOW FES!2010」のイベントとして、東京ミッドタウンで開かれた同ドラマの試写会と舞台あいさつに、イ・ジャンス監督、共演のキム・ハヌル、ユン・ゲサンらとともに出席した。試写会には、9000件余りの応募の中から選ばれた300人が招待された。 ソ・ジソブはドラマについて、「実際に放送される作品を見て、感動で胸がいっぱいになり、本当に苦労して制作したんだなと感じた」と感想を述べた。また、自身が演じた主人公イ・ジャンウは「1人の女性を愛し続けるという部分が僕と似ている」と語った。 「ロードナンバーワン」は、朝鮮戦争開戦60年を迎え、130億ウォン(約10億5000万円)の制作費が投じて制作された大作。日本では来月5日からWOWOWで放送される。WOWOW側は放送開始を前に、同ドラマのオフィシャルサイトを開設するなど、大々的なPRを行っている。 聯合ニュース
京畿道抱川のH韓果博物館でキム・ヨナ選手が食べ残した韓菓を展示してネチズンたちの非難を買った。 韓食広報大使に任命されたキム・ヨナは5月、京畿道高陽市キンテックスで開かれた「2010ソウル国際食品産業大展」でカボチャ油果を食べ残した。当時、会場にいたH韓果博物館関係者は残った韓菓を持ち帰り、保管していたものを先週から展示していたという。 関係者は「“キム・ヨナの韓果愛”を伝えるため、先週初めから展示している」と趣旨を明らかにしたが、キム・ヨナ側の電話で韓果の展示を撤収した。博物館関係者は「キム・ヨナ側が撤収を要求したわけではないが、事前同意なしに展示したため、問題にならないよう撤収した」と明らかにした。…
24日、スペインのフェルナンド・アロンソが全羅南道霊岩コリアインターナショナルサーキットで行われたフォーミュラ1(F1)コリアGPで優勝(2時間48分20秒810)した。この日は雨だったにもかかわらず8万人の観客がレース場を訪れ、大いに盛り上がった。
在米韓国人らで組まれる4人組のヒップホップグループ「Far East Movement」がビルボードチャート1位という快挙を成し遂げた。韓国系のメンバー、Prohgress(ジェームス・ノ、韓国名ジファン)は生後8カ月、J-Splif(ジェイ・ジョン、韓国名ジェウォン)は7歳の時にそれぞれ米国に移住した。 ヒップホップ・ジャズ・ダンスなどのジャンル別チャートではなく、すべてのシングル曲を対象にした最も影響力のある「Hot 100」チャートでトップとなったのだ。韓国人では初で、東洋人としても日本の、坂本九以来47年ぶりとなる。坂本九はスキヤキ(Sukiyaki)」という曲で1963年、3週間このチャートで1位になった。 米国で話題のグループ「Far East Movement」は「私たちの成功は人種・国家・性別を越えて、インターネットで思う存分望みのコンテンツを楽しめる‘世代の力’のおかげ」と喜びを語った。…
国内に限られていた韓国企業の農業投資が次第に海外にも拡大している。韓国政府は、240億ウォン(約17億4300万円)の農業開発支援資金を造成し、民間企業の海外進出を支援している。 農林水産食品部が25日に発表したものによると、農業投資のため、ロシア、インドネシア、モンゴル、カンボジアなど18カ国に韓国企業52社が進出している。これらの企業が海外で確保した農地面積は29万7563ヘクタール。韓国全体の耕地面積174万ヘクタールの17%だ。 同部関係者は、食糧資源を確保し、海外に農場を確保しようとする民間企業の試みが2008年以降、大幅に増えたという。政府は、民間が商業的判断に基づき海外進出を試みる場合、側面から支援する方針だそうだ。
24日、経済誌フォーチュン・コリアとソウル大学経営研究所の調べで、韓国企業の2009年の業績を国際会計基準で分析した結果、サムスン電子がトップを占めた事が分かった。 同誌が発表した2010年版の韓国企業500社番付(2009年売上高ベース)は、サムスン電子が138兆9937億ウォン(約10兆255億円)で、前年に続き首位となった。LG(100兆6681億ウォン)は2年連続の2位。前年6位だった現代自動車(91兆631億ウォン)は3位に浮上した。 SKグループの持ち株会社SKC&C(82兆6365億ウォン)は3位から4位に、SK(82兆1714億ウォン)は4位から5位にそれぞれ後退し、6位はLG電子(72兆9523億ウォン、前年7位)、7位はウリィ金融持株(54兆617億ウォン、前年7位)。新韓金融持株会社、SKエナジー、ポスコが8~10位に入った。 3位の現代自動車をはじめ、起亜自動車(16位)、現代モービス(29位)など、現代・起亜自動車グループの系列会社の躍進が目立った。 500社の総売上高は韓国の名目国内総生産(GDP)の2倍の2245兆5217億ウォンで、前年に比べ3.7%減少したが、当期純利益の合計は63兆6527億ウォンで、36.2%増加した。
25日、ニールセンカンパニーコリアは、韓国国内の成人男女1000人を対象に実施したオンライン調査の結果を発表した。調査によると、ソウルで来月11日から開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の期待効果として、回答者の52.4%が「国家ブランド価値の上昇」を挙げた。 それに次ぎ、「グローバルネットワークの構築」(13.6%)、「経済付加価値の上昇」(13.4%)等も挙げられ、「期待効果がない」との回答は11.8%だった。 また、「G20ソウル・サミットについて知っている」との答えは82.5%に上る。認知度は女性(76.3%)より男性(88.1%)のほうが高く、G20ソウル・サミットが「重要だ」との回答は61.1%、「重要でない」との回答は8.6%だった。
韓国のヒュンダイ・KIA製車が中国スポーツ用多目的車(SUV)市場で、今年の累積販売台数(1月-9月)基準で初めてトップになった事がわかった。 25日の関連業界によると、ヒュンダイ・KIAは今年1-9月までに中国で計14万8367台のSUVを販売し、1位になった。なお両社のシェアは15.6%となった。 8月までヒュンダイ・KIA車はSUV市場シェア15.8%と、トヨタ(16.0%)に次ぐ2位だったが、トヨタの9月の販売が低調で、1-9月のシェアが15.3%に落ちた。
24日、韓国の電気自動車会社CT&Tは中国自動車部品会社の精雷電器有限公司、浙江省と電気自動車生産に関する3者協約を締結した、と明らかにした。 同社の関係者は「今回の三者協約で中国内の電気自動車生産に弾みがつく、2012年に電気自動車等4万8000台と電気自動車用エアコンを生産し、中国の中・南部地域に供給する計画だ」と述べた。
現在、韓国では、公共放送局のKBS(韓国放送公社)の受信料引き上げ法案をめぐり、与野党間で激しい議論が繰り広げられている。与党ハンナラ党は、受信料の引き上げを年内に処理する立場を強調している一方で、野党の民主党は引き上げの前提とし、番組制作委託の不正を正すことや、放送内容の公正性を保つことなどを要求している。 韓国KBSは、公共放送局ではあるものの、広告収入が認められているため、限られた番組ではコマーシャルが放送されている。また受信料は電気料金と一緒に徴収されるため、日本のような不払いは発生していない。なので、国民の負担は月額2500ウォン(約181円)のまま20年以上据え置かれている。 しかし、近年になって「公共放送にふさわしい財源に見直すべきだ」との意見が高まっており、公正性確保のため受信料を月額4600ウォン(約332円)まで引き上げ、広告収入の比重を全体の20%に留めるという法案を検討中だ。
韓国と米国が、今月末ごろ黄海での実施を検討していた連合空母打撃群演習を取りやめた。米国の空母(航空母艦)が参加する演習は、年内には実施されない見通しだ。 韓米は3月の北朝鮮魚雷による韓国哨戒艦沈没事件を受けた連合演習の一環として、米第7艦隊所属の空母「ジョージ・ワシントン」が参加する連合空母打撃群演習を今月末ごろ実施する方向で検討を進めていた。 政府筋は、9月27日から10月1日まで黄海で対潜水艦演習を実施しており、今月また大規模な演習を行うにはさまざまな制約があると、中止の理由を説明した。来月11~12日にソウルで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)を前に、東海(日本名:日本海)や黄海で大規模演習を実施すれば、周辺国を不要に刺激しかねないとの意見で韓米が一致したとみられる。 聯合ニュース
24日、言葉や国籍は違えど、アジアが音楽でひとつになった。 韓国のBoA、Rai、イ・スンチョル、KARA、2AM、4Minute、BEAST、日本のAKB48、台湾のジョセフ・チェン、中国のジェーン・チャン、マレーシアのマイケル・ウォン、タイのBie the Starと6カ国・地域の12アーティストが、23日にソウル・蚕室のオリンピックメーンスタジアムで開かれた「アジア・ソング・フェスティバル~レッツゴー!G20コンサート~」で多彩なステージを披露した。 国内・海外から集まった4万人の観客らは、ひいきの歌手を応援するプラカードなどを手に、一心不乱にペンライトを振った。外国人の観客は例年の3倍に達する1万5000人で、歌手らの韓国語のコメントにも即座に反応した。 最も注目を集めたのはアイドルグループ。とりわけ、成功裏に日本デビューを果たしたKARA、日本女性グループ史上初のシングル2作連続初週売上50万枚超えを達成したAKB48の「対決」には、男性ファンから熱い声援が送られた。韓国初公演となるAKB48がステージに立ち、たどたどしい韓国語であいさつすると、客席からはメンバーの名前を呼ぶ声が飛んだ。 聯合ニュース
20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット、11月11~12日)に合わせ、来月5~14日にソウルの清渓広場から三一橋までの1キロメートル区間で、「2010ソウル世界灯(ランタン)フェスティバル」が開かれる。世界25カ国・213種類、1万5000点余りが展示される予定だ。 日本・青森県の「ねぷた」、竜の戦いを描いた中国・自貢市のランタンなど、各国伝統の灯ろうやランタンが招待されるほか、G20や世界和合を象徴するランタンなど韓国の作品も多く展示される。 あわせて、灯ろう作りなど市民と観光客がともに楽しめる体験イベントも多彩に行われる。仮面舞踊などの無形文化財公演、ストリート公演も見どころだ。聯合ニュース