4日、アメリカの有力経済誌・フォーブスは「世界で最も影響力のある人物」のランキングを発表し、トップに中国・胡錦濤国家主席を選んだ。 胡主席は、去年1位だったアメリカ・オバマ大統領を抑えてトップに立った。フォーブス誌は、選考理由について「13億人の国民に対して独裁に近い支配力を持っている」と指摘する一方で、「中国の経済規模が日本を抜き、25年後にはアメリカを抜いて世界最大になる見通し」と評価した。 また、オバマ大統領は、中間選挙での民主党の敗北で今後の政策の実現が厳しい状況に陥ることなどから2位となった。 日本の菅首相は27位に選ばれている。
米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーは、上海市に計画しているディズニーランド建設をめぐり、開発担当を目的に設立された上海の会社と合意書に署名した。新華社が5日報じた。計画実現に向けて、一歩前進した格好となる。 ディズニーは新華社が報じた声明内容を確認した上で、関連の合弁会社設立や規制手続きの完了に関して、中央政府の最終承認を待っていると明らかにした。 ディズニーの広報担当は電子メールで「当社はディズニーのテーマパーク建設について、上海市と長期にわたって協議を重ねてきた。承認プロセスにおいてまた一歩前進したとする上海政府の声明を確認する」と話した。 新華社によると、予定されている上海ディズニーランドの建設費は約250億元(37億5000万ドル)になるとみられている。