世界自然遺産をそれぞれ保有する済州道と日本の青森県が、28日に同県庁で姉妹協力協定を締結した。済州特別自治道世界自然遺産管理本部が29日、明らかにした。 双方は、世界自然遺産の広報、関連会議とイベント参加、学術研究交流、国際ネットワーク拡大などに協力していく。済州道の漢拏山、拒文岳・溶岩洞窟(どうくつ)群、城山日出峰は2007年6月に、青森県の白神山地は1993年に世界自然遺産地域に登録された。 聯合ニュース
社団法人の韓国物価情報がこのほど、ソウル・東大門の京東市場で冬用キムチ漬けに必要な農産物価格を調査した結果、4人家族の総費用は25万2700ウォン(約1万8000円)で、前年同月の14万1700ウォンに比べ78.3%増加した。 費用がかさんだ主な原因は白菜。1株の価格は昨年の1500ウォンより2倍以上高い4000ウォンにはね上がっている。大根も1本3000ウォンと3倍に急騰したほか、皮むきニンニク(400グラム)は2000ウォンから4500ウォンに125%、長ネギ(1束)は1500ウォンから3500ウォンに133%、それぞれ上昇した。 韓国物価情報は、キムチ漬けが本格化する11月第2週目には関連野菜の出荷が増加し、費用はやや減り23万ウォン台になると予想した。 聯合ニュース…
歌手で俳優のHWANHEE(ファニ)が12月14日に東京ドームで開かれるチャリティーイベント「Message! to Asia」に参加する。所属事務所が29日に明らかにした。 同イベントは日本の衛星放送スカパー!のアジアエンターテインメントチャンネル、DATVのチャリティー企画「ほほえみプロジェクト」の第1弾。アジアの未来を担う子どもたちの笑顔を守るために企画された社会貢献活動プロジェクトで、非営利活動法人(NPO)「国境なき子どもたち(KnK)」を通じ、カンボジアやフィリピンなどアジア地域の貧しい子どもたちを支援する。 イベントには俳優のペ・ヨンジュン、SS501のリーダーのキム・ヒョンジュン、大国男児、日本の人気歌手GACKT、台湾の俳優VANNESS、ジョセフ・チェンが参加する予定だ。 聯合ニュース…
李明博(イ・ミョンバク)大統領が、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議に出席するため、28日午後にベトナム・ハノイ入りした。 29日にASEANプラス3(韓日中)首脳会議、韓国・ASEAN首脳会議に出席し、ASEAN諸国との協力増進、東アジア地域の協力強化について意見を交わす。続いて日本の菅直人首相、中国の温家宝首相と韓日中首脳会議を別途に開催し、来月ソウルで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)、北朝鮮核問題、6カ国協議などを協議する予定だ。 30日には東アジア首脳会議(EAS)に出席し、金融協力や気候変動、災害管理などの国際懸案や朝鮮半島をめぐる地域安保問題について意見を交わす。 一方、李大統領に随行する外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は、28日夜に韓中外相会談、29日午後に韓日外相会談を行う。30日には韓米、韓ロ外相会談を相次ぎ行う予定だ。 聯合ニュース
統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官は28日、非核化に基づいた韓国政府の対北朝鮮政策には大規模な経済協力と包括的な対北朝鮮支援案が盛り込まれており、実に大胆な「包容政策」だと強調した。 国会議員会館で行われた「統一税法制定の公聴会」の祝辞で述べたもの。韓国と北朝鮮は非核化を通じ、平和を構築することができ、北朝鮮は経済再生の契機を得られると指摘。北朝鮮は核の代わりに経済発展を選択し、対外開放を通じ国際社会と共存するよう提案した。 また、非核化プロセスが本格的に加速化すれば、北朝鮮社会のインフラ建設と経済再生の努力が始まり、そうなれば北朝鮮に対する国際投資が増加することになり、結局は統一費用の軽減と韓国国民の負担減少につながると説明した。 玄長官は、北朝鮮に非核化を求めるのは圧迫を加えるためではないと強調した上で、李明博(イ・ミョンバク)大統領が提示した平和・経済・民族共同体を骨子とする3段階の南北統一案の一つ、平和共同体の構築に向け北朝鮮を支援するためのものだと話した。 国と民族の正常化を通じたアイデンティティーの回復と国民的自信がもたらす便益は非常に大きいため、統一費用の負担に十分に耐えることができるとの考えを示した。 聯合ニュース
ブラジルのルラ大統領は28日、ソウルで来月開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)を前に行った聯合ニュースと書面インタビューで、G20ソウル・サミットが経済危機の克服に向けた政策を幅広く調整できる機会になるとの考えを示し、議長国の韓国の役割に信頼を寄せた。 ルラ大統領は、両国は国交正常化51周年を迎える友好国だとした上で、2014年のサッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会、2016年のリオデジャネイロ夏季五輪に対する韓国企業の関心と投資拡大を促した。 以下は一問一答。 ――韓国とブラジルはことしで国交樹立51周年を迎えた。現在の両国関係をどのように評価しているか。 「韓国とブラジルの関係は50年間、非常に高い水準の段階に発展し、現在は活発な交流協力関係が続いている。2009年を基準に、ブラジルの貿易相手国のうち韓国はアジア諸国では3位、世界では7位に浮上した。ここ数年間、韓国のブラジルへの投資は印象的に増加しており、ブラジルの対韓国投資も大きく拡大すると期待している」 ――地球規模の問題での韓国とブラジルの協力水準は。 「両国は2008年から始まった世界経済危機以降、国際金融システムと関連した議論で主要8カ国(G8)より拡大され、バランスの取れたG20にするため努力してきた。両国のこうした努力の結果、国際金融機関で新興国の立場が積極的に反映されている。また
29日、人気お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さんが、作家デビュー作となる短編集「マボロシの鳥」(新潮社)を出版し、会見を開いた。 「マボロシの鳥」は、砂漠とテロの国で守りたいものを問う「奇跡の雪」、いじめに遭う高校生のプライドを描く「ネズミ」など、太田さんが1年半かけて書きためたという珠玉の9作を収めた内容となっている。 太田さんは「小説家になるのは夢だった。(世間の評価が)ダメでもいい本が出せたという気持ちになれた。あとは死んでもいいや」と話し、「売れたら爆笑問題をやめて、小説家一本でいくか?」という質問に「あります。印税生活は夢なので」と即答し、周囲を沸かせた。
俳優兼歌手のRain(ピ)が、自身に対するギャンブル説を主張した米国公演のプロモーターとギャンブル説を報じたメディアをソウル南部地検に告訴した。 Rainの法律代理人を務める法務法人は28日、聯合ニュースの取材に対し、プロモーターを情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)容疑で27日に告訴したと明らかにした。また、Rainが借金をしながら常習的にギャンブルをし、兵役を逃れるため永住権に関する相談を行ったというプロモーターの主張は虚偽事実であるため、これを報じたメディアも告訴したと説明した。 2007年にRainの米ロサンゼルス公演を手がけたこのプロモーターは、一部メディアを通じ、Rainのギャンブル問題と兵役逃れの疑いを指摘。公演当時、Rainに巨額の金を貸したが、これをギャンブルに使用し返済していないと主張し、米国の裁判所に損害賠償を求める訴訟を起こした。
SMエンターテインメントと専属契約をめぐり紛争を続けている東方神起3メンバーのユニット「JYJ」(ジェジュン、ユチョン、ジュンス)が、米週刊音楽誌「ビルボード」の表紙を飾った。 プロモーション代行会社によると、JYJは先ごろアルバム「The Beginning」を発売し、ビルボードのホームページで紹介された。ホームページの週間ニュース1位に選ばれ、アジア歌手としては珍しく表紙モデルに抜てきされたという。表紙を飾った30日付ビルボード誌は、予約販売で完売した。 これまで韓国人としては、2007年に歌手・プロデューサーのパク・チニョンが同誌の表紙モデルに起用されている。
世界中に進出し、8,500店舗以上を展開している宅配ピザチェーンのドミノ・ピザは、日本進出25周年記念として時給250万円という前代未聞のアルバイトの募集を来月に開始する。 労働時間はたったの1時間で、「2010年12月中に1時間だけの超短期アルバイトです」と発表されている。 同社のサイトによると、バイトの詳細は11月10日に発表されるとのことだが、現時点で分かっていることとしては、学歴・経験は不問で、18歳以上であれば誰でも応募資格があるという。書類による選考の後、面接を経て採用者を決定するとしている。
アフリカ北部リビアで、約3900万年前の真猿類(高等霊長類)など4種のサルの化石が見つかったと、フランスや米国、リビアなどのチームが英科学誌ネイチャーに発表した。。 アフリカの真猿類としては最古級で、ヒトや類人猿、ニホンザルなどを含む真猿類が約4000万年前以降、アフリカで進化したことを示す非常に貴重な発見だという。 見つかったのは、いずれも歯の化石で、120~470グラムの小型のサルとみられ、真猿類の起源には、アフリカ説とアジア説がある。今回の発見から、真猿類は、(1)アフリカ起源(2)進化の初期にアジアからアフリカに移り住んだ――という二つの説が考えられるという。
29日、総務省は、9月の完全失業率が5・0%となり、8月と比べて0・1ポイント低下し、3か月連続での改善と発表した。 また、厚生労働省が同日発表した9月の有効求人倍率は0・55倍で、8月に比べて0・01ポイント上昇し、5か月連続の改善となった。 完全失業者数は340万人で、前年同月比マイナス23万人で、年齢別では、15~24歳が同7万人減、25~34歳が同20万人減となるなど、若年層でのマイナスが失業率全体の改善につながったとみられる。 就業者数も、産業別で見ると、製造業で前年同月比5万人増の1066万人と、2008年4月以来、29か月ぶりに増加に転じた。経済の持ち直しによる好影響とみられる。
28日、消費者金融大手のプロミスが、東京・大手町の一等地にある本社の売却を検討していることが分かった。消費者金融各社は、利息制限法の上限金利を超えた「過払い利息」の返還請求に経営を圧迫され、武富士が9月に破綻。その影響で過払い請求がさらにに増える可能性が高まっているとみられる。 本社ビルの名称は「大手町パルビル」(地下3階、地上9階建て)で、敷地は約835坪。プロミスが売却先と賃貸契約を結ぶリースバックなどを検討している。三井不動産が交渉相手として挙がっている。
2005年に107人の死亡者を出した、JR福知山線脱線事故が発生した兵庫県尼崎市の事故現場カーブ(塚口-尼崎間)で今月14日、快速電車が速度超過し、ATS(自動列車停止装置)が作動して緊急停止していたことが判明した。運転士が、カーブ手前で減速するのが遅れたためという。これによるけが人はなかった。JR西日本は「利用者に不安を与え申し訳ない。乗務員には脱線事故の重大性を再認識するよう指導している」弁明した。 運転士は運転歴4カ月の男性社員(23)で、「考え事をしていてブレーキが遅れた」と説明しているという。 また、報道機関の取材があるまで公表しなかった理由については、「即座に安全を脅かす事象でなく、乗務員らの安全トラブルに関する自主的な報告を妨げる恐れがあったため」同社は説明している。
28日、日産自動車はエンジン制御のための電源装置に不具合が見つかったとして、キューブやマーチなど乗用車9車種計83万4759台(2003年10月~06年7月製造)のリコールを国土交通省に届け出た。 国土交通省によると、欧米や中国など海外で販売された対象車種は約130万7000台にも上り、同社は各国でも対応を取る予定だという。