(時事通信)枝野幸男官房長官は7日の記者会見で、福島第1原発の事故で現在半径20キロ圏内に出している避難指示を半径30キロ圏外の地域にも設定する可能性に関し、「累積での放射線量について、どういう基準で避難指示をしたらいいのかという判断を含めて専門家に検討してもらっている」と述べ、累積した放射線量の数値次第では避難指示を出す可能性を示した。 枝野長官は「(現行基準は)短い時間に大量の放射性物質が出ることを想定していて、長期にわたり累積している場合の影響についての基準ではない」と指摘。20~30キロ圏内の屋内退避地域についても、「累積の数値が高くなっている地域をどうするか検討してもらっている」と述べ、圏内の累積数値の高い地域を避難指示に変更することもあり得るとの認識を示した。 一方、半径20キロ圏内の住民の一時帰宅に関しては、「11日に実施するのはなかなか難しい。(震災から)1カ月は節目だが、いつから開始できるか予断を持って言える段階ではない」と述べた。ただ、枝野長官は「できるだけ早く実行できるよう最大限の努力を進めている」と強調した。 一時帰宅の方法については、「一斉にどなたでもいつでもどうぞ、という形は想定していない。順番に少人数で(実施する)」と表明した。被ばくする危険を避けるため、安全性が確認された場所に限定した上で、住民は少人数のグループに分かれて行動。防護服や線量計を携行さ
(毎日新聞)東京電力によると、福島第1原発2号機取水口付近で、汚染水の流出が止まった後の6日朝に採取した海水から、法令の濃度限度の約14万倍の放射性ヨウ素131が検出された。最高時の同約750万倍に比べ低下した。 한국어 도쿄전력에 의하면, 후쿠시마 제1원전 2호기 취수구 부근에서, 오염수의 유출이 멈춘 후 6일 아침에 채취한 해수에서 기준치의 약 14만배의 방사성 요오드 131이 검출되었다. 최고치였던 약750만배에 비해 저하되었다. kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
(聯合ニュース)福島第1原子力発電所の事故で放射性物質が流出した日本・福島上空の空気が、7日に降った雨など降下物によって直接韓国に流入する可能性は低いと分析された。 国務総理室の李浩永(イ・ホヨン)社会統合政策室長が7日午前、韓国政府中央庁舎で行われた「原発および放射能関連の関係機関対策会議」直後の会見で明らかにした。 李室長は、「今日の韓国気流上層には偏西風が吹いており、下層は風の力では浮遊物質が直接移動するのは難しいと分析される。今日の雨は人体に影響のないレベル」と説明した。 韓国政府はこれとともに、この日の降水や放射能数値の測定が完了し次第、原子力安全研究院を通じ、国民に公開して別途に会見することにした。 一方、日本政府は6日に福島第1原発1号機の原子炉格納容器の水素爆発を予防するため窒素を注入する事実を韓国政府に事前に通報してきたという。 한국어 (연합) 정부는 원전 사고가 발생해 방사성 물질이 유출된 일본 후쿠시마 상공의 공기가 7일 내린 비 등으로 인해 직접 우리나라로 유입되기는 어렵다고 밝혔다. 정부는 또 일본 정부가 지난 6일 후쿠시마 제1원전에 대한 질소 주입 사실을 우리 정부에 사전 통보했다고 밝혔다. 이호영 총리실 사회통합정책실장은 7일 오전 세종로 정부중앙청사에서 '원전 및 방사능 관련 유관 기관 대책회의'를 가진
(毎日新聞)日立製作所の中西宏明社長は6日、毎日新聞などのインタビューに応じ、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発について、「一部の燃料が破損した状態で、冷やすにも年単位でかかる」と説明。冷温停止の状態に落ち着くには長時間かかるとの見通しを示した。日立の原子力事業については「安全性を加味して事業は継続させていく」と話したが、「計画の見直しが必要」との認識も併せて表明した。 日立は福島第1原発4号機の建設を担当しており、技術者ら約300人を現地に派遣して復旧作業にあたっている。中西社長は、原子炉の冷却について「壊れた燃料をどう処理するかなど技術的課題があり、長いステップとなる」としたうえで、「海外の知見も借りてどうするか検討している」と語り、米ゼネラル・エレクトリックなどと廃炉に向けた計画の策定を始めたことを明らかにした。 原発の製造者責任については「国の基準にのっとって設計しており、責任を問われる立場ではないと思っている」と強調。「安全な状態にするため真剣に取り組んでいる」と話した。また原子力事業の今後については、「国内で稼働している原発がすべて止まれば計画停電が全国に広がる可能性もあり、エネルギー政策上、原発を一切使わないことはあり得ない」と説明。「安全性を高め、住民のご理解を得られるよう努力しながら、原子力事業は今後も継続させていく」と述べた。 ただし原発事故で日立自身が
(読売新聞)福島第一原子力発電所から、高濃度の放射性物質を含む水が海に流れ出している問題で、放射性物質の拡散は方向によって大きな差があり、最初は沿岸を南北に広がり、東西にはすぐに広がらないことが、仏国立科学研究センターなどの計算でわかった。 日本政府は「放射性物質は拡散して薄まる」と強調しているが、海域ごとに注意深く監視していく必要がありそうだ。 仏グループは国際原子力機関(IAEA)の要請を受け、福島県沖の海底地形や潮流、水温、塩分濃度をもとに拡散を予測。公表された動画では、同原発から海に出た放射性物質が沿岸に沿って南北に広がった後、北側の仙台湾から東西に拡散していく様子がわかる。 한국어 후쿠시마 제1원전에서 방사성 물질에 오염된 물이 바다로 유출되고 있는 문제와 관련해, 방사성 물질의 확산은 방향에 따라 큰 차이가 있을 것으로 보인다. 프랑스 국립과학 연구센터에 의하면, 처음엔 연안을 따라 남북 방향으로 확산되며, 당분간은 동서방향으로 확산될 가능성은 적다. 일본 정부는 ‘방사성 물질은 확산되며 희석된다’고 강조하고 있지만, 각 해역에서 주의깊게 감시할 필요가 있을 것으로 보인다. kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
(産経新聞)東京電力は5日、東日本大震災による福島第1原子力発電所事故で、2号機タービン建屋からとみられる水が流出している付近の海の放射性ヨウ素の濃度が4日午前9時段階で、1立方センチメートルあたり20万ベクレルだったと発表した。法令基準濃度の500万倍にあたる。 東電はまた、同じ場所での2日、3日段階での濃度についても発表。2日は30万ベクレル(法令濃度の750万倍)、3日は7万9千ベクレル(同200万倍)だった。 東電は2日に採取した流出汚染水の分析に着手した段階で、流出先付近の海の汚染のレベルについて「法令基準の1千万倍程度」と説明していた。 한국어 도쿄전력은 5일, 후쿠시마 제1원전 2호기 터빈건물에서 유출되는 것으로 보이는 물로 인해, 인근 바닷물의 방사성 요오드가 4일 오전 9시 시점에서 기준치의 500만배에 달했다고 발표했다. 또한, 같은 장소에서 2일, 3일에 측정한 농도도 발표했다. 이에 따르면, 2일은 30만 배크럴(기준치의 750만배), 3일은 7만9천 배크럴(기준치의 200만배)였다. 도쿄전력은 지난 2일에 채취한 유출오염수의 분석에 착수한 시점에서, ‘오염수준은 기준치의 1천만배 정도’라고 발표한 바 있다. kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
(毎日新聞)福島第1原発で深刻な事故を起こした東京電力への公的支援に関連し、政府内で東電を発電部門と送電部門に分離し、送電部門を他の大手電力会社などに統合する処理案が浮上していることが4日、明らかになった。東電は福島原発事故の放射性物質の漏えいで巨額の損害賠償が見込まれる。 政府は原発周辺の避難住民らへの賠償に万全を期すとともに、電力供給の安定を図るため、東電に出資して管理下に置く方針。しかし「深刻な事故を起こした東電を公的資金で救済するだけでは、国民の理解が得られない」(政府筋)と見ており、分離処理案が浮上した。 東電の分離と他の電力会社への統合が実現すれば、電力大手10社が地域ごとに発電から送電まで電力事業を事実上独占する戦後の電力体制の再編につながる可能性がある。 10社の中でも、東電は売上高が関西電力の約2倍の約5兆円と断トツの存在で、昨年末時点で約7兆5000億円の有利子負債を抱える。福島原発の処理や数兆円にのぼると見込まれる損害賠償負担で経営が悪化するのは確実で、政府は東電破綻を防ぐため、出資して一時的に公的管理下に置く方針を固めている。 ただ、公的管理の長期化は避けたい考えで、最終処理策の検討も進めている。政府が公的資金で救済することには国民の反発も予想され、政府は「(公的管理脱却後の最終処理では)東電の看板のまま存続させるのは難しい」(官邸筋)との見方に傾いている。
(読売新聞)東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が同原発から出た放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していないことが4日、明らかになった。 ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関は日本の気象庁などの観測データに基づいて独自に予測し、放射性物質が拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開している。日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がっており、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。 気象庁の予測は、国際原子力機関(IAEA)の要請に基づくもの。国境を越える放射性物質汚染が心配されるときに、各国の気象機関が協力して拡散予測を行う。 同庁では、東日本大震災当日の3月11日から毎日1~2回、拡散予測を計算している。具体的には、IAEAから送られてきた放射性物質の放出開始時間や継続期間、どれくらいの高さまで上ったかを、風向きや天候など同庁の観測データを加えた上で、スーパーコンピューターに入力し、放射性物質の飛ぶ方向や広がりを予測している。 한국어 일본 기상청이 후쿠시마(福島) 제1원자력발전소에서 방출된 방사성 물질이 어떻게 퍼져 나갈지 매일 예측해 국제기구에 보고하면서도 일반에는 공개하지 않고 있다고 요미우리신문이 4일 보도했다. 신문에 따르면 일본 기상청은 국제원자력기구(IAEA
(東京新聞)東京電力福島第一原発の事故で、原子力安全委員会の代谷(しろや)誠治委員は三日の記者会見で、原子炉の冷却システムを確立するのには数カ月かかるとの見方を示した。 代谷委員は、水を循環させながら熱を外部に逃がす、閉じた原子炉冷却システムの回復が必要だと指摘。「今の段階でこうやれば見通しがつくというところまでは残念ながら行かないが、(閉じたシステムで)冷却できる状況は、月単位でできる。そうなれば放射性物質の放出は減る」との見通しを述べた。 代谷委員によると、このシステムが完成しても放射性物質の放出は完全に止められず、閉じ込めるための別の手だてが必要になる。使用済み核燃料は原子炉が止まっても熱を放出し続け、「ちゃんと冷やそうとすると年単位がかかる」という。 細野豪志首相補佐官は三日午前の民放テレビ番組で、福島第一原発の放射性物質の外部への放出、漏えいを食い止める時期について「これ以上の外部への排出や、国民に不安を与えることは許されない。数カ月が一つの目標になる」と述べた。事故対応の実務を担当している政府当局者が具体的な目標を示したのは今回が初めて。 一定の目標を示すことで、国民に安心を与える狙いがあるものとみられる。ただ、細野氏は放射性物質の外部放出を止めるとした「数カ月」の目標の根拠や、具体的に何カ月かかるかなどについては言及しなかった。 細野氏は目標設定の理由について「目標と
(読売新聞)東京電力福島第一原子力発電所2号機の取水口近くから、高濃度の放射性物質を含む汚染水が海に流出している問題で、東電は4日午前7時10分頃、水に乳白色の色をつけて見分けやすくする着色用粉末「トレーサー」13キロ・グラムを上流の作業用トンネル(トレンチ)の立て坑に流し込み、亀裂から流出する水の経路を確認する作業を始めた。 東電は3日、汚染水の流れる経路とみられた電源用トンネルに高分子吸水材などを投入して、経路をふさぐ措置を取った。しかし、4日午前7時頃になっても、汚染水が海に向かって吹き出す取水口付近の亀裂からは水が流出し続けている。その分量もほとんど減っていない。 한국어 후쿠시마 제1원전 2호기 취수구에서 고농도의 방사성물질에 오염된 물이 바다로 유출되고 있는 문제와 관련해, 도쿄전력은 4일 오전 7시10분경, 물에 착색용 분말을 투입하기 시작했다. 도쿄전력은 이번 조치를 통해 오염수가 유출되는 경로를 확인하기 쉬워질 것으로 보고 있다. 도쿄전력은 3일, 오염수의 유출을 막기 위해 전원용 터널에 고분자 흡수제 등을 투입하였다.하지만, 4일 오전 7시경이 되어도 바다쪽 취수구에서는 유출이 멈추지 않고 있다. 그 양도 거의 줄어들지 않고 있는 것으로 보인다. kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes
(読売新聞)東京電力は3日、東日本大震災の発生後、福島第一原子力発電所4号機で行方不明になった同社の男性社員2人の遺体を発見したと発表した。 同震災による東電社員の死亡が確認されたのは初めて。 東電によると、いずれも同原発第一運転管理部運転員の小久保和彦さん(24)と寺島祥希さん(21)。 3月30日、4号機タービン建屋の地下1階で見つかった。1人は水面に浮かんだ状態だった。翌31日に収容して除染後、4月2日に検視が行われた。 2人とも、多発性外傷による出血性ショック死で、死亡推定時刻は、地震が起きた3月11日の午後4時頃。津波による浸水に巻き込まれたとみられる。 2人は地震発生時、4号機の中央制御室で定期点検作業をしており、その後、現場を点検するため制御室を出たという。 東電はタービン建屋を中心に捜索していたが、放射線量が高い水がたまっていたことなどから難航。排水して、ようやく見つけたという。 同震災による東電関連の死者は、協力会社の5人を合わせ、計7人となった。 한국어 실종됐던 후쿠시마(福島) 제1원자력발전소 직원 2명이 숨진 채 발견됐다. 후쿠시마 원전 운영사인 도쿄전력은 3일 제1호기와 4호기의 터빈 건물 지하에서 지난달 11일 대지진 직후 실종됐던 직원 2명이 숨진 채 발견됐다고 밝혔다. 이들은 지진해일이 발생했던 지난달 11일 원전을 지
(毎日新聞)東京電力は2日、福島第1原発2号機の取水口付近でピットと呼ばれるコンクリート製立て坑から毎時1000ミリシーベルトを超す高い放射線量を持つ汚染水が見つかったと発表した。側面には亀裂が入り、ピット内の水が海に流出していた。これまでに汚染水が見つかったトレンチ(立て坑)から流れ込んだとみられる。東電はピットにコンクリートを流し込み、亀裂を応急的にふさぐ作業を始めたが、水の流出を止められず、3日、特殊な樹脂を使って食い止め作業を実施する。経済産業省原子力安全・保安院は、第1原発付近の海水から検出された高濃度の放射性物質の漏えいルートの一つとみている。 東電によると、水の流出が見つかったのは2日午前9時半ごろ。ピットは電源ケーブルなどが収められ、長さ1・9メートル、幅1・2メートルで深さ2メートル。水が約10~20センチたまっており、放射線量を測ったところ、水面から約1・2~1・4メートル地点で毎時1000ミリシーベルトを超え、地表付近のピット最上部で毎時400ミリシーベルトあった。ピットの海に面している部分に縦約20センチの亀裂があり、水が流れ出ていたという。 東電がピット内の汚染水とピット近くの海水を分析した結果、いずれも非常に高い濃度の放射性ヨウ素131が検出された。同様の汚染水は2号機のタービン建屋や、配管やケーブルなどを収めたトレンチでも見つかっているが、海への流出が
アメリカ政府は、福島第1原発の事故現場で遠隔操作できるロボットを日本に提供することを決めた。提供されるロボット「タロン」は、カメラが4台搭載されているほか、放射線の測定器も備えられている。タロンは現在、世界で3000台が稼働していて、イラク戦争などで爆弾処理にもあたった。さらに、水の中でも作業が可能だという。 キネティックのエドワード・ゴデル副部長は「キネティック社は、東京電力や原発の作業員に、ロボットの使用方法を教えるとともに、どのような装置をつけるか、またそれをどう使うなど、詳細を決めている最中だ」と語った。 静岡市は1日、東京電力の要請を受け、市内で海釣り公園として使っているメガフロート(大型浮体式海洋構造物)を同社に譲渡すると発表した。東電は、福島第1原発事故で放射能に汚染された水の保管に活用するという。福島第1原発では、地下水から高い濃度の放射性物質が検出されるなど、汚染拡大防止は急務となっている。 3月31日に悪天候で延期された合成樹脂の散布は、1日、原発敷地内で行われ、汚染された可能性のある粉じんを押さえ込む効果が期待される。 한국어 미국 정부가 후쿠시마 원전 사고현장에 로봇을 투입할 예정이다. 제공되는 로봇 ‘탈론’은 카메라 4대와 방사선 측정기를 갖춘 원격조종 로봇이다. 탈론은 전세계에서 3000대가 가동중이며, 이라크 전쟁시 폭탄제거 작
(共同通信)福島第1原発事故で東京電力は31日、1号機のタービン建屋付近の地下水から、敷地境界で設定されている基準の約1万倍の放射性ヨウ素が検出されたと発表した。東電は「非常に高い値と認識している」としている。 地下水で放射性物質が確認されたのは初めて。汚染の拡大があらためて裏付けられた。東電は、汚染された地下水がくみ上げられて側溝を通じて海に流れ込んだ可能性は低いとみているが、「(地下経由で)海に流出した可能性は否定できない」とした。 東電は各号機タービン建屋外の立て坑で見つかった水に含まれる放射性物質の濃度も発表。2号機では1立方センチ当たり計約1200万ベクレルで、通常の運転中の炉水と比べ数万倍の高濃度だった。 東電によると、地下水は通常、地盤が緩まないように各号機の地下15メートルからくみ上げている。普段の放射性物質の濃度は、計器で測定できない程度の低水準という。 東電は31日、原子炉などの冷却機能回復の障害になっている、タービン建屋や立て坑のたまり水の排水作業を続けた。この日は冷却用の真水を積んだ米軍提供の台船1隻が原発の岸壁に接岸。近くの坂下ダムを利用した真水の供給を補う。 東電によると、被ばく線量が緊急時の上限の100ミリシーベルトを超えた作業員は、31日に1人増えて計20人になった。厚生労働省は今回の事故対策に限り、上限を250ミリシーベルトにしている。 1~3号機
福島第一原子力発電所では、汚染された水を取り除く作業が続けられているが、こうした中、第一原発近くの海から、国の基準の3355倍という高濃度の放射性物質が検出されたことがわかった。 第一原発では、タービン建屋の地下に放射線量の高い水がたまっていて、電源の復旧作業ができない状態となっている。「東京電力」によると、1号機では、汚染された水を建屋内にある復水器に移す作業が進められていたが、29日午前7時半に復水器がいっぱいになり、作業は止まった。復水器の水をどこに移すかはまだ決めていないという。 こうした中、経産省の原子力安全・保安院は30日、第一原発の放水口付近の海水から、これまでで最も高い濃度の放射性物質が検出されたことを明らかにした。放水口付近では、25日に採取した海水から、国の基準の1250.8倍の放射性ヨウ素131が検出されていた。今回新たに、29日午前に採取した海水から、放射性ヨウ素131が国の基準の2572倍、29日午後に採取した海水からは、これまでで最も高い、国の基準の3355倍検出された。 原子力安全・保安院は「周辺の住民に直ちに影響はない」としている。一方で、高い濃度の放射性物質が29日も検出されたことで、施設内にある汚染された水が海に流れ出ている可能性が高まっている。 한국어 일본정부는 후쿠시마 원전의 남쪽 배수구에서 어제 오후 기준치의 3355배가 넘는 방