【ソウル=桜井紀雄】韓国の保守系与党セヌリ党のの朴(パク)槿(ク)恵(ネ)氏(60)が大統領選を制した勝因について、20日付韓国各紙は50代以上の中高年を中心にした「隠れた保守層」が危機感を持って結集した結果だとの分析を伝えている。 有力紙東亜日報は「初の女性大統領」、父朴正(チョン)煕(ヒ)元大統領との「初の父娘大統領」など、6つの「初」を1面の見出しに掲げた。直接選挙が導入された1987年以来、得票が「初めて過半数」に達し、「初めて1500万票以上」を獲得したというもの。そのほか、「初の独身」で「初の理工系出身大統領」とも伝えている。 同紙はこの過半数の勝因について、経済問題に加え、選挙戦最中に起きた北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射などで「安全保障をめぐる危機意識が保守層を総結集させた」と分析した。 別の有力紙中央日報は、今回の結果は父の朴元大統領の経済成長時代を経験した中高年の「反乱」だとし「安保の不安感から『老風』が吹いた」と報じた。 今年からインターネットを使った選挙運動が解禁され、朴氏、左派系野党民主統合党の文(ムン)在(ジェ)寅(イン)氏(59)ともに大学学費高騰問題の解消を公約に上げるなど、若いネット世代へのアピールに力を入れた。だが実際の投票行動では、こうしたネット世代より有権者の4割を占める50代以上の保守層の「声なき声」の方が、結果を左右することになったと分析し
【ワシントン=白川義和】オバマ米大統領は19日、韓国大統領選での朴槿恵氏の当選を祝福する声明を発表し、「朴政権と緊密に協力し、2国間、地域レベル、地球規模の幅広い重要な問題に取り組んでいく」とした。 また、「米韓同盟は、アジア太平洋地域の平和、安全の基軸の役割を果たしている」と述べ、米韓関係の重要性を強調した。 読売新聞12月20日(木)10時45分配信 ================================================= "박정권과 긴밀히 협력"과 버락 오바마 미국 대통령【워싱턴 = 시라카와 요시카즈】 오바마 미 대통령은 19일 한국 대선에서 박근혜씨의 당선을 축하하는 성명을 발표, "박정권과 긴밀히 협력하고 양국간, 지역 수준, 글로벌 다양한 중요한 문제에 노력하겠다 "고했다.또한 "한미 동맹은 아시아 태평양 지역의 평화, 안전 기축 역할을 하고있다"며 한미 관계의 중요성을 강조했다. 요미우리신문12월20일(목)10시45분 배신 …
【ソウル=門間順平】19日投開票の韓国大統領選は、簡易投稿サイトの「ツイッター」や会員制交流サイト「フェイスブック」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使った選挙運動が初めて合法化された大統領選だった。朴槿恵、文在寅の両候補陣営とも、投票動向の読めない若者・無党派層の心をつかもうと、SNSの活用に知恵を絞った。 なかでも両陣営が力を入れたのが、スマートフォンなどによる無料通信ソフト「カカオトーク」だ。韓国放送通信委員会によると、韓国のスマートフォン加入者数は10月末現在で約3100万人に上り、全人口に対する普及率は6割。「カカオ」は韓国発祥で、スマートフォン使用者の多くが導入しており、これを利用してメッセージや写真を受け取る「カカとも(友)」は選挙戦最終盤に朴氏が約68万人、文氏が約54万人に上った。 両陣営とも遊説日程の告知や著名人の応援メッセージ、中傷への反論を配信する場として活用。さらに朴陣営は選挙戦最終盤の17日、水着姿の幼い朴氏が海水浴するシーンや、セーラー服の朴氏が友人と遊ぶ学生時代の写真を公開した。 陣営のチョ竜煥(チョヨンファン)SNS本部室長は「朴氏と言えば、父親の朴正煕(パクチョンヒ)大統領を真っ先に思い浮かべ、偏見が先行してしまう人もいる。朴氏自身の人間的な面を出すことで親近感をアピールした」と狙いを説明する。 一方、ツイッターのフォロワー
【ソウル=中川孝之】韓国大統領選で朴槿恵候補の当選が決まり、韓国初の女性大統領が誕生することになった。儒教文化の影響で男性優位の傾向が強い韓国では、画期的なことと受け止められており、「女性の活躍の幅を広げてくれる」との期待も出ている。 韓国では首相や政党の党首を務めた女性はいるが、官民とも女性の管理職の割合は低い。韓国メディアによると、国内の売り上げ上位100社の役員のうち、女性は1%に過ぎない。世界経済フォーラムの世界各国の男女格差の度合いに関するランキングでは、108位と低迷している。 韓国の大統領は軍最高統帥権者となるため、朴氏は党内から「兵役経験のない人物が、南北統一前の大統領になるのは時期尚早だ」と懸念されたこともある。 朴氏は政界入り後の2002年に「女性が大統領に挑戦するのは時代の流れだ」と述べていた。メルケル独首相とも懇意で、早くから「女性指導者」を意識していたようだ。 18日の最後の遊説でも、「女性が大統領になれば、女性差別もなくなる」「危機の時代にはオモニ(母)の指導力を」と訴えた。選挙戦では民間企業での女性の管理職増加などを公約し、女性への配慮をみせた。 産経新聞12月20日(木)8時11分配信 ================================================= 남녀 격차 "108 위 '한국, 획기적인 여성 대통령
【ソウル=黒田勝弘】韓国の新大統領誕生で李明博政権の幕が下りる。新大統領就任の2月25日まで任期は残るが実質的には終わったに等しい。5年前、国民の大きな期待のなか500万票もの大差で当選した李明博氏だったが、最後は支持率20%前後という寂しい幕切れとなった。 李氏は「漢江の奇跡」といわれた韓国の高度経済成長を担った財閥企業の経営者出身。「経済大統領」を看板に「国民に豊かな安定した暮らし」を公約したが、肝心の経済で国民を失望させた。 世界経済がいわゆるリーマン・ショックの後、停滞が続くなか、確かに韓国経済は成長を維持し金融不安も回避できた。「サムスン」「現代」に代表される韓国企業ブランドは国際的に定着し、貿易量は1兆ドルを突破し世界8位となった。 世界の首脳を集めた「G20会議」もソウルで開催し「世界に羽ばたく韓国」を国際ビジネス社会に印象付けた。 しかし国内では「勝ち組、負け組」の二極化で格差社会が広がった。不動産景気が消え、家計負債が急増。雇用不足で「大学は出たけれど…」と不満が渦巻いている。結局、「財閥ばかり太り国民の財布は薄くなった」というわけだ。 5年後の大統領選で与野党候補とも「経済民主化」を最大公約にしたのは、経済大統領・李明博氏には痛恨の皮肉だった。 李明博政権の外交は、日本にとっては竹島上陸、天皇謝罪要求発言など最後になっての反日言動が印象的だ。日本の世論では最悪の
【ニューヨーク時事】国連の潘基文事務総長は19日、年末の記者会見に臨み、中国、日本、韓国の3カ国で相次ぎ指導部や政権の交代が決まったことについて、「地域の平和と安定のため、新しい指導者が相互に理解し、尊重し、協力し合う精神を持ってくれるよう期待している」と語った。 潘総長は「3カ国にとって今は極めて重要で刺激に満ちたときだ」と述べた上で、「平和と安定、3カ国間の協力は、この地域により広範な影響を及ぼす」と強調した。 一方、北朝鮮が12日に行った長距離弾道ミサイルの発射について、「安保理が適切な対応を協議しており、その結果を待ち望んでいる」と述べるにとどめた。 時事通信12月20日(木)5時30分配信 ================================================= 유엔총장 = 지도부 · 정권 교체로 한중일은 상호 협력을 【뉴욕 시사】 유엔의 반기문 사무총장은 19일 연말 기자 회견에 임해, 중국, 일본, 한국 3 개국에서 잇따라 지도부와 정권 교체가 결정된 것에 대해 "지역의 평화와 안정 때문에 새로운 지도자가 서로를 이해하고 존중하고 협력하는 정신을 가져 주기를 기대하고있다 "고 말했다.반총장은 "3개국에 지금은 매우 중요한 자극으로 가득 찬 때"라고 말한 다음, "평화와 안정, 3국간
【ソウル=加藤達也】韓国で19日、大統領選挙の投開票が行われ保守系与党、セヌリ党の朴槿恵(パククネ)氏(60)が接戦の末、最大野党、民主統合党の文在寅(ムンジェイン)氏(59)を抑え、勝利宣言した。親北朝鮮的で左翼勢力の影響が強い文氏よりも、朴正煕(チョンヒ)元大統領の長女で保守勢力を背景とした朴氏の安定感を有権者は選択した。韓国初の女性大統領で、来年2月25日に就任する。 朴氏は同日深夜、ソウル中心部の光化門広場で「国民との約束を実践する」と勝利宣言した。一方、文氏は「すべて私の失敗だ」と敗北を認めた。 中央選管によると最終投票率は75・8%(暫定値)で前回を10ポイント以上上回り、関心の高さを示した。 朴氏の勝因は、文氏との政治経験の違いからくる安定感の差を見せつけたことや、国民の間に左翼政権誕生への危機感があったことなどが背景にあるとみられる。ただ、激戦で生じた朴氏支持勢力と野党系支持勢力の溝は深く、北朝鮮政策や悪化した対日関係の取り組みなどで朴氏が難しいかじ取りを迫られる局面もありそうだ。 選挙戦は李明博(イミョンバク)政権下で拡大した国民の経済格差の是正策などが主な争点だった。文氏は財閥規制や富裕層への課税強化を唱えたが、急激な変化を望まない国民の声の方が勝った。 また、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射で日米韓の協力態勢強化が不可欠となる中、日本の「過去清算」を
【ソウル=黒田勝弘】「準備された大統領」が本当に大統領になった。韓国では親子2代は初めてで、女性も初めてだ。15年の政治経歴、原則と約束を守るブレない政治家、どこで誰に相対しても決してモノおじしない「品位と度胸」の政治家。念願を果たした朴槿恵氏は今すぐにでも大統領をやれる人物だ。 暗殺や狙撃など政治的事件で大統領だった父、そして母も亡くした悲劇の娘が、今度は自ら大統領として政治に挑戦する。女性大統領誕生は韓国の国家イメージを確実にアップさせるだろう。 朴氏は「選挙に強い選挙の神様」といわれ、野党時代を含め党が危機に陥るたびに選挙戦の先頭に立ち党を救った。顔をカッターナイフで切られるというテロにも遭った。その勝負師としての奮闘ぶりを支持者たちは「韓国の現代版ジャンヌ・ダルク」とたたえた。 軍人出身だった父、朴正煕元大統領に継ぐ2世指導者だが、もう十分独り立ちしている。「初の女性大統領を」と訴えた選挙戦では、野党陣営からは逆に「意地っ張りで優しさがない」「女性らしさがないのに…」と皮肉られた。 最も尊敬する人物は、英国を世界最強国に育てた女王エリザベス1世。独身を通したことでも似ている。 朴氏は今回、テレビ討論で左翼政党の学生活動家上がりの若い女性候補に「父は元日本軍将校でタカギマサオといった。親日派の独裁者大統領の娘が…」などとケンカを売られたが動じなかった。反日的で過去や
【ソウル西脇真一、澤田克己】韓国大統領選挙が19日投開票され、大接戦の末、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)氏(60)が最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)氏(59)を破り、当選を決めた。東アジアで最初の女性大統領で、60~70年代にかけて政権を握った父、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領に続き初の親子2代の大統領が誕生する。前回選挙で10年ぶりに復活した保守政権は維持された。朴氏は政治家としての豊富な経験を持つことから「準備された女性大統領」をキャッチフレーズに、急激な変革より安定感を望む有権者の支持を集めた。来年2月25日に就任する。 中央選挙管理委員会によると、20日午前1時10分(日本時間同)現在、朴氏は文氏に約109万票の差をつけている。 朴氏は19日深夜、ソウル都心の広場に集まった支持者を前に「心から感謝している。危機を克服し、経済をよみがえらせることを熱望する国民の気持ちの勝利だ」と語った。李明博(イ・ミョンバク)大統領も朴氏に電話をかけ、当選を祝福した。 一方、文氏は民主統合党本部で「新しい政治を望む皆さんとの約束を守れなかった。国民の皆さんも朴氏を声援してほしい」と敗北を宣言した。 選挙期間中の12日、北朝鮮は「人工衛星打ち上げ」名目で事実上の長距離弾道ミサイルの発射を強行。朴氏は「韓国だけでなく世界に対する挑発だ」などと、北朝鮮の姿勢を強く批判した。ただ
【ソウル澤田克己】韓国大統領選は、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補と最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補が激しく競り合う展開となった。一方で、文氏を支援して支持率を引き上げた安哲秀(アン・チョルス)氏の今後の動きにも注目が集まる。安氏は今後、民主統合党とは一線を画して新党を設立すると見られており、韓国政局は再編含みの動きが続きそうだ。 「選挙に勝った側は敗者をいたわり、負けた側は結果を受け入れて新政権に協力し、未来を切り開いていくことを望む心境だ」 ソウル市内の自宅近くで投票した安氏は19日午後、こんなメッセージを残して仁川空港から米国へ旅立った。周辺によると、米国滞在は1~2カ月の予定で、これまで訴えてきた「新しい政治」を実現するために何をすべきか考えるのだという。 安氏は「文氏が当選しても新政権の任命職にはつかない」と宣言している。この日の出国は、選挙後に文氏から連携を迫られるのを避け、フリーハンドを保持していたいという考えを行動で示したのだろう。 選挙戦での安氏の存在感は、非常に大きかった。文氏と安氏が一緒に街頭へ出ると予告されると、マイクも使わずに、投票するよう呼びかけるだけの安氏を見ようと、若者を中心にした数千人の支持者が押しかけるという場面も珍しくなかった。 だが、安氏は、大統領選出馬を表明するまで政治経験ゼロの大学教授だった。成功したベンチャー企業
【ソウル=加藤達也】韓国で19日、大統領選挙の投開票が行われ、KBSテレビなど複数の韓国メディアによると、保守系与党、セヌリ党の朴槿恵(パククネ)氏(60)の当選が確実となった。親北朝鮮的で左翼勢力の影響が強い最大野党、民主統合党の文在寅(ムンジェイン)氏(59)よりも、朴正元(チョンヒ)大統領の長女で保守勢力を背景とした朴氏の安定感を有権者は選択したといえる。韓国で女性が大統領に就任するのは初めて。 韓国の中央選管によると、大統領選の最終投票率は75・8%(暫定値)で、前回大統領選の63%を10ポイント以上上回った。 激しい選挙戦で生じた朴氏支持勢力と野党系支持勢力の溝は深く、北朝鮮政策や悪化している対日関係の取り扱いなど重要案件で、朴氏が難しいかじ取りを迫られる局面もありそうだ。 選挙戦は李明博(イミョンバク)政権下で拡大した国民の経済格差の是正・解消策などが主な争点となった。文氏は、李政権が「国民生活を犠牲にして財閥を優遇した」と強調。「庶民派」を前面に出して財閥規制や富裕層への課税強化を唱えたが、急激な変化を望まない国民の声の方が勝った。 一方、外交面では、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射などで日米韓の協力態勢が不可欠となる中、日本に対し「過去清算」を優先する文氏ではなく、「過去の問題はあるが未来が重要」とする朴氏が当選した意味は大きい。李明博政権下で最悪となった
富士通、NEC、NTTドコモが、3社の合弁会社で共同開発していたスマートフォン(高機能携帯電話)向けの新型半導体を来年6月に販売することが19日、分かった。従来製品に比べて約2割の省電力化を実現。来年秋以降に発売する機種に搭載する。国内外の端末メーカーに売り込み、米クアルコムや韓国サムスン電子が牛耳るスマホ向け半導体市場を国内連合で切り崩す。 新型半導体は、3社の共同出資で8月に設立したアクセスネットワークテクノロジが開発した。消費電力の低さと複数の通信方式に対応するのが特徴だ。スマホ向け半導体市場はクアルコムが過半のシェアを握り、国内メーカーも同社製品を採用。日本製品の存在感はなかった。ただ、スマホの急速な普及で、今年春に海外製半導体の出荷が遅れ、日本製スマホの発売延期が相次いだ。このため3社は安定調達やコスト削減に向け、アクセス社を設立し開発を加速していた。 産経新聞12月20日(木)7時55分配信 ================================================= 스마트폰을 위한 에너지 절약 반도체 후지쯔 등 개발, 내년 투입후지쯔, NEC, NTT 도코모가 3사의 합작 회사가 공동 개발한 스마트폰 (고기능 휴대 전화) 용의 신형 반도체를 내년 6월에 판매하는 것이 19일 알려졌다. 기존 제품에 비해 약 20
19日の投開票に向け大詰めを迎えた韓国大統領選。数%の僅差で争う朴槿恵(パク・クネ)、文在寅(ムン・ジェイン)の二大有力候補の一騎打ちは過熱している。 韓国の選挙では各陣営がシンボルカラーを定め、その色のジャンパーなどで結束感を高めるのに一役買っている。セヌリ党の朴陣営は赤、民主統合党の文陣営は黄色…といった具合だ。 青瓦台(大統領府)に近く、官庁や米国大使館などがある光化門前の広場で、15日夕方に開かれた文在寅候補の遊説会場でも「政権交代」と書かれた無数の黄色い風車がくるくる回り、黄色のマフラーを巻いた支持者が目立った。 この日、演壇には文候補を支持して出馬を辞退した安哲秀(アン・チョルス)氏も登場。やはり首には黄色い毛糸のマフラーがあって、最後はそれを文候補が首に巻き“共闘”の証しとしていた。 ところでこの風車やマフラー。党や陣営の無償配布なのかと思ったらそうではなかった。遊説会場で露天商が売っていた。マフラーはフェルトの一枚布で粗雑だがよく売れたらしく、店主の手には千ウォン(約78円)札の厚い束が握られていた。店主に「文候補に感謝ですね」と話しかけると「朴候補にもだな」。店主はこう言いながら赤い布がぎっしり詰まった段ボール箱のふたを開けてみせてくれた。実にたくましい商魂だ。(加藤達也) 産経新聞12月18日(火)12時13分配信 ====================
■親北候補が出馬断念 【ソウル=加藤達也】韓国大統領選挙は19日、投開票日を迎える。保守系与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補(60)と左派系野党民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補(59)の事実上の一騎打ちで、朴氏が優勢を維持、これを文氏が猛追しているもようだ。選挙戦最終盤を迎え、両陣営は有権者の支持動向に極めて敏感になっている。 公職選挙法上、公表が許された最後の各種世論調査では、支持率の差は0・5~6・8ポイントだったが、その後の情勢では、文氏がさらに肉薄したとされる。各陣営は非公表の調査結果に基づき「極めて混沌(こんとん)とした状況に突入した」(セヌリ党筋)、「寸分の手抜かりも許されない」(民主統合党筋)とみている。 両候補は16日夜、3回目となる最後のテレビ討論に出演。教育や治安など社会問題について激しい論戦を展開した。ところが、討論6時間前に親北・左翼のミニ政党である統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)候補(42)が突然、選挙戦からの降板を表明した。世論調査では李氏の支持率はわずか0・7%(東亜日報)で、選挙の大勢に影響はないはずだが、僅差の接戦の状況下、「李氏の票の行方に結果的に極めて重大な意味が出てくる可能性もある」(大手シンクタンク幹部)。 李氏は1回目の討論会の際、朴氏に対して「あなたを落とすために来た」と“宣戦布告”しており、選挙戦の行方はさらに予
【ソウル=中川孝之】韓国大統領選が19日に投開票される。 保守系与党セヌリ党の朴槿恵(パククンヘ)候補(60)が、最大野党・民主統合党の文在寅(ムンジェイン)候補(59)を僅差でリードする大激戦。際立つのは世代ごとの支持候補の違いで、中高年が朴氏、若年層が文氏で固まるなか、投票率が勝敗を分けるとの見方が出ている。 朴氏は選挙戦で、不人気の李明博(イミョンバク)政権を「庶民より経済成長を優先した」と批判し、庶民の暮らし充実を強調。中道層の一部も取り込んでいる。17日、有権者の半数を占める首都圏などで行った遊説でも、大型スーパーの出店を規制し、小規模商店を保護すると約束。「(貧困層を減らして)中産階層を全国民の70%にすることが私の最も重要な課題だ」と訴えた。 韓国経済新聞などの12日の調査で、50歳以上では64%が朴氏支持、39歳以下では62%が文氏支持と対照的な結果が出ている。 読売新聞12月17日(月)23時12分配信 ================================================= 한국 대선, 19일에 투개표 ... 젊은층의 투표율이 관건 【서울 = 나카가와 타카유키】 한국의 대통령 선거가 19일에 투개표된다.보수 여당인 새누리당의 박근혜후보 (60)가 최대 야당인 민주통합당의 문재인후보 (59)를 근소한 차이